突然ガラクタの中から現れた修道士の人形の形をしたミルクピッチャー
1950年頃の西ドイツのお品です。
ちょい欠けありで結構傷だらけ。
こちらのジュドバル蚤の市で発見しました。
クリーマー。ミルクポット。水差しですね。
最初、これが価値のある物かも分からず。しかもこのジャーを見た時、水兵さんかと思ったのですが、しっかりと歴史のある作品で、水兵ではなく修道士だったようです。お恥ずかしい。日々勉強ですね。
実際はこういう事です。
ドイツの磁器会社W.Goebel Porzellanfabrikとドイツのアーティストシスター・マリア・イノセンティア・フンメル(Sister Maria Innocentia Hummel)の作品で、フンメルさんは37歳の若さで1946年に他界しました。フンメルさんは、陶磁器人形作家として世界的に有名な作品を多々残しコレクターの間で未だに注目を集めております。
こちらがフンメルさんの歴史。英語です。
今度全訳しよう。
西ドイツのマークが裏に入ってます。
HUMMEL CREAMERで画像検索するとたくさん出てきます。表情もそれぞれ違って、コレクターが集めたくなるのも分かります。アンティークショップなどでたまーに見かけますが、なかなかきれいな状態の物は見た事ありません。
人形とかフィギュア物は蚤の市などでも多く見かけますが、なかなか購買するまでには至りません。個人的には結構こういうポップなのが好きかも。
いや、結局のところ、蚤の市で箱を漁り、予期せぬ物が現れた瞬間が好きなので、それが人形だろうとフォークだろうとお皿だろうとなんでも良いのかもしれません。
なので、欲しい物や追ってる物って基本的になくて。
むしろ欲しい物をいつも探している。
見つけた時に、それが欲しい物と分かるので、僕が購入するアイテムはジャンルがバラバラなのでしょう。
そして、その欲しい物となった物が、いったいいつ、どこで生まれてっていうのを調べるのがお気に入りの時間。
この修道士のクリーマーのお陰で、また知識が1つ増えました。とさ。
このシリーズを追って、ドイツにも行ってみよう。西ドイツにしか行った事がないので、東の蚤の市なんかも非常に楽しみであります。
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