マスタードポット ディゴワン サルグミンヌ(Digoin Sarreguemines)~フランス アンティーク~

ディゴワンのマスタードポット


しかし、毎日ジトジトベトベト湿気が凄い。
来週の東京の天気を見たら雨マークや雷マークが連荘。この梅雨からが地獄の日本の夏の始まりです。早速、電車の中で生乾きの臭いが今日も充満しておりました。

生乾きの臭いがこの世で一番嫌いな臭いです。


ちなみに、たまに自分も生乾き臭を発してる時があります。よくあるのが、ジーパン。ジーパンは非常に乾きにくいので、カラっと乾かさないと大変な事になる。特に、膝の裏。非常に乾きにくいので、一見乾いたと思って履いて外に出ると、生乾き臭がジワジワきます。

『ナニ、このファンキーなニオイ。』

とりあえず人のせいにしますが、常にこの生乾き臭が付きまとっているので、最終的に自分から発してる事に気が付きます。

クンクン。

クンクン。


うんうん。

うんうん。


俺のジーパンだ。


生乾きは悪だ。生乾き反対~~!


さて、Speaking of 生乾き。

生乾きと言えば、マスタードポット。

日本では、あまり目にする事のないマスタードポット。小さい頃、まず食卓で見かけたことはありませんでした。そもそも、ウチの家庭は、マスタードっていうか、カラシがスタンダードだったので、食卓にはチューブ状のカラシが無造作に置かれておりました。

マスタードを使用する機会なんて限られてましたよ。アメリカンドッグを海の家とか、遊園地の売店とかで買って食べる時位。

ヨーロッパでは定番なのでしょうかね。蚤の市やアンティークショーなどでたまに見かけます。

こちら、1950年辺りに生産されたフランスのディゴワン サルグミンヌ(Digoin Sarreguemines Digoin)のマスタードポット。







そもそもこのサルグミンヌ窯には、長い歴史がありまして、時代や工場の場所によって色々な呼ばれ方がされているようです。1790年に、ジャコビ(Jacobi)さんが2人のパートナーと工場を作ったことから始まったのですが、なかなかうまくいかず。経営陣が色々と変わり、、、ここからは早送り、、、、、とにかく色々あったわけだ(笑)。元々ディゴワンにあったディゴワン窯。これと、サルグミンヌ窯が合体し、ディゴワン サルグミンヌという形に、zzzzz

寝てませんか?大丈夫ですか?

よって、裏のマークも様々。ディゴアンのマークや、サルグミンヌのマークやサルグミンヌとデイゴアンマークがあり、その後もリュネビル-バドンヴィレー(Luneville-Badonviller)時代があったりと非常に複雑で変化のある歴史をたどっております。この辺りの歴史は個人的にすごく興味もあるので、今度しっかりとまとめたいなとも思ってます。



この時代の陶器は、艶があって絵柄の印刷の馴染み方が非常に綺麗です。


うん?

まだ、なんか生乾き臭いぞ?


どうやら、今朝の電車の生乾き臭はワタシだったようです。


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