オランダで購入した陶器のツバメは日本製!
青ツバメと名乗っている位なので、ツバメのアイテムを見つけたらツイツイ飛びついてしまいます。
この手の壁掛けセラミックのツバメは、割とヨーロッパの蚤の市などで頻繁に見かけるので、値段の折り合いがつけば購入。という流れです。が、
こちらのツバメ。見た目は割と他のツバメと同じでも、いつもの癖で裏を見たらちょい他とは違っていました。
購入したのは、ベルギーとドイツに挟まれたオランダは南東部。マース川沿いの河港都市マーストリヒトの蚤の市。こちらも割とプロ出店の方が大半なアンティークイベント。
マーストリヒトの街自体は、個人的には大好き。住みたい街の一つでもありますが、この日は、ベルギーが祭日という事もあり、ベルギーとの国境沿いにあるこの街は、ベルギーナンバーの車で溢れ返っていました。ちなみに、オランダは普通に平日。もうここら辺の国境事情は良く分かりません。
街角にはバイオリン弾き。
世界一美しいと言われている本屋があり、グラフィックが描かれた古い建物がたくさんあるこのマーストリヒト。
やはり一度住んでみたい街。ドイツにもベルギーにも30分位で行けちゃうし、河もたくさんあるし最高の立地。
さて。一見、ヨーロッパ製に見えるこのツバメ。裏を返すと実はMADE IN JAPAN。日本製です。
思わず、
『ぐふぁっ』
1950年位から60年位に日本で製造されたと思われます。
ヨーロッパに輸出する為に、ヨーロッパ風に作られたワケです(多分)。確かに、他のツバメと形が微妙に違う。どれだけの数のツバメが、日本から海を渡りこのオランダの地に辿り着いたかは謎ですが、少なくともこのツバメは、欠ける事も無く、その当時の形のままここマーストリヒトにて健在していたワケです。
もう、値段も聞かずに即購入。
値段、覚えてない(笑)。
結果的に里帰りという形で日本に戻ってきました。本人的には、本意か不本意か知りませんが(笑)。
当時、日本から輸入されたこういう製品は、ヨーロッパで凄く流行ったのでしょう。今となっては、蚤の市やスリフトショップで多く見かけるので、
『一緒に帰るか?』
な気分になりますが、全員連れて帰る事は出来ません。が、ツバメで日本製はなかなかお目にかからないので、
強制送還です(笑)。
約60年ぶりに祖国に帰ってきたこの青いツバメ。更なる旅は続きます。
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