ボタニカルアートのような花柄の水差し
以前にご紹介しました三つ葉のコーヒーカップと同じイギリスのブランドADAMS(アダムス)。
英語のサイトですが、こちらでも裏印などを見る事が出来ます。
もしアダムスの作品を持っている方がいたら、裏印で年代なども調べる事が出来るのでぜひぜひ。
さて、冒頭で書きましたボタニカルアート。
そもそも一体、ボタニカルアートとは何でしょうか?
一般的に、花の絵画や絵っていうのはどこでも見かけます。あまり意識しないと分からないのですが、結構至る所で花の絵がある。
でも、そのほとんどは、背景があったり、鉢が描かれてたり、あくまでも花+何か。
このボタニカルアートの定義は、基本花しか書きません。花瓶や鉢や背景などは絵に含みませんので、よりその花の生態を伝えるアートになります。要は、図鑑とかに載ってるような植物学的な絵です。
僕も好きで幾つか持っていますが、こんな感じ。
キャンドルスタンドの後ろの絵。
シンプルのリアルに花だけが描かれています。ルドゥーテの薔薇なんかは物凄く評価の高いアートですね。
結構蚤の市とかで見かけますが、絵の質が悪かったり、状態が悪かったり、高かったりとなかなかベストな作品にありつけません。小さな作品もありますが、そもそもソコソコのサイズなので持って帰るのも大変。このアートを壁一面埋めてみたい、、、
という前説になりますが、今回はこのボタニカルアートでは無く、そういうような絵が描かれているアダムスのミルクジャグのご紹介。
いい感じの貫入り。
うん?ちょっと違う?蝶々とか描かれているのでボタニカルアートではありませんが、他の陶器に描かれている花に比べるとリアルな花達がカラフルに描かれています。ここまで繊細だともうアートです。芸術です。
さて、みなさまお待ちかねの裏印です。
3つ葉のコーヒーカップと同じ裏印です。が、Country Meadowというシリーズなので1970年~80年位でしょう。そこまで古くはないですが、物凄い存在感を放っています。ミルクジャグですが、水差しにも使えそう。
REAL ENGLISH IRONSTONE
ADAMS
Made in England
ESTABLISHED 1657
Country Meadow
どこかで見た事あるぞ。
3つ葉のコーヒーカップと同じ裏印です。が、Country Meadowというシリーズなので1970年~80年位でしょう。そこまで古くはないですが、物凄い存在感を放っています。ミルクジャグですが、水差しにも使えそう。
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