世界一アートなゴーストタウン ドエル(DOEL) in ベルギー 

ベルギーの怪しいゴーストタウン


ゴーストタウン。

ゴーストタウンと言っても、お化けがうようよと住んでいる街というわけではありません。もしかしたら、お化けも住んでいるかもしれませんが、

そもそもお化けっているの?

みたいな永遠に答えの見つからない議論が始まりそうなので、

とりあえず、お化けはいないという事で進めます(お化け肯定派の皆さんにはホント申し訳ないです)。
ちなみに、僕はお化けを信じていませんので、否定派です。

お化けはいません。

そもそも、このゴーストタウンというのはですね。何らかの理由で、街自体から人が出て行かないといけなくなり、しかし、街は取り壊されていない状態で、時間だけが経ち、どんどん風化されていく街をいいます。

なんか、お化け、、、住んでそう。


昔、高校の頃に車の免許を取り、そういう廃墟巡りを湖などによく行きましたが、ノリ的には、その廃墟が街中にあるイメージです。物凄く閑散としています。

そのゴーストタウンが、ベルギーはアントワープから車で20分位の港湾地帯のDOELという街にあります。このDOEL。近くに原発や港がある為、もともとは、住居地帯としてたくさんの人が住んでいたようですが、港湾開発などを理由に人々が街を去ったようです。実は、完全なゴーストタウンではなく、まだ数世帯住んでるようです。


お化けいるでしょこれ、、、







ただのゴーストタウンだったら、きっと世界中探せばそんなに珍しくないのかもしれないけど、ここDOELには、グラフィティーアーティストが集まり廃墟に絵を描くので、壁中さまざまなアートで埋め尽くされています。家の壁とか、街中グラフティーだらけの素敵な場所です。


お化け、、、絶対いるでしょ、これ!




こちらはお化けっていうか、ワタシです。



なかなかこれだけの数のグラフィティーを一度に観る機会はないし、
そもそもゴーストタウン自体なかなか行くチャンスはありません。

もしアントワープ近郊に行く機会があれば、オススメします。

ただ、治安がものすごく悪いわけではないけど、たまに観光客(それもアート好きっぽい人達)が数人いるだけで、ほとんど人はいません。実際、この時は、怪しい2人組に出会い、その直後に、車で現れた人に、その2人組に注意するように言われました。内心、

オマエモジュウブンアヤシイ

なんて思いましたが、街には銃弾の後とかあったし、結構場所によってはとっても異様な空気感を出してます。どこからお化けや人間が出てくるか分かったもんじゃありません。



って事は、お化けいるの?


お化けがいてもいなくても。

お化けなんかより人間の方が怖い。


ちなみに、すぐ近くに見える原発のタンクが、一層異様な怖い光景を演出しておりました。

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