ベルギーリサイクルショップ事情
僕がベルギー周辺諸国に行く際は、必ず現地のリサイクルショップ的なお店へ立ち寄ります。
「de kringwinkel」
と呼ばれているオレンジ色の看板が特長的なお店です。
だいたい大きな街に一つあるかないか。お店によってラインナップが異なるので、古い物、ビンテージ品、アンティーク物を探してる僕にとっては、往復二時間とかかかる事もあるので、割と運頼み。
ほとんどのお店は流行を意識してか、リサイクルとはいえ比較的綺麗な商品を扱います。そりゃー普通に考えたらそーなるわな。煤にまみれたピューターなんて置いても地元民は買わんじゃろ。
それでも僕がkringwinkelを目指すのは、
そこに格安な掘り出し物があるからっ。(惚れたっっっ)
基本的にお店にある品は全体的に格安です。古着もキッチン用品も生活雑貨も安いもので€0.50とかありますね。でも、陳列されている商品がほとんど僕の好みでは無いので、サーっと店の中を歩けば、欲しい物があるか無いかがだいたい分かる。欲しい物は端っこの方でドヨーンとしてますから。キラッキラじゃなくてドヨーンね。重い感じ。
『でた!そこにいたかっ!』
発見したらもっと喜んであげましょう。
『ほら、帰るよ』
って、速攻カゴに収めます。
カゴ1つでは収まらない時もあれば、店を素通りして何も買わない事も多々ある。
それでも、涙は流しません!
なぜなら、スリフトショップ巡りのもう一つの醍醐味は、見知らぬ土地をドライブする事でしょう。
牛か羊しかいない大草原地帯を車で走らせるのは、
景色が変わらな過ぎてビックリします。一度、ベルギーから北フランスへ行った際にはあまりにも景色が変わらな過ぎて国境を越えた事すら気が付きませんでしたよ。
永遠と続く田園風景。
たまに町が現れ。
またまた田園風景。
そしてほとんど人は見かけず出会うのは、、、
牛。
『なんだちみは』
なかなか人を見かけないからか、一斉にこちらを向いて固まります。
増してや、アジア人がカメラ片手に現れたわけですから。
そして再びひたすら、
草草牛街草草牛牛街草牛
草草牛街草草牛牛街草牛
草草牛街草草牛牛街草牛
草
草
草
街
草
草
草
街
草
草
草
草
街
草
牛。
『なんだちみは』
ベルギーの牛は品種改良されててすっごいゴツイんです
それだけ苦労して見つけたアンティークにはやはり愛着が沸きます。きっと僕が欲してるアンティーク達は、ここ地元では全く相手にされず、最後は捨てられてしまう運命でしょう。そしてここ日本で新たな人生ならず物生をスタートさせるのです!
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