荒野のど真ん中に突如現れたブロカントの楽園 ~オランダスリフトショップ~

こちらのブログで何度か登場してますベルギーのスリフトショップ。もちろんオランダにも同じようなショップがございます。要は日本でいうリサイクルショップ。新しめの中古から物凄い古いアンティーク物まで幅広く扱っているアレです。

そもそもこういうお店をどうやって探すかというと。ひたすらI-PHONEでグーグルマップを使い周辺検索。

近場でヒットしたショップへとりあえず向かい、またそのショップから周辺検索し、近場でヒットしたまだ行っていないお店へ車を走らせます。

土地勘と名前が比較的似てるので一度行ってしまった事のあるお店に戻っている事も多々。


最新機器を使っているのになぜかすごくアナログな気分。アナログっていうかスゴロクですね。一歩一歩着実に進んで行くタイプです。


前にも述べましたが、当然当たり外れは常に付き物。当たれば、半日位全然普通に過ごしちゃいます。この場合の当たりというのは、

とにかく品数が多くてゴチャゴチャしてる事。


漁り甲斐があるってもんです。


そして、そのスリフトショップスゴロクで当たったのがこちら、Maastricht(マーストリヒト)の少し北、ほぼベルギーの国境にありますKringloop Hartelstein。土地の読み方は不明。Kringloopはリサイクルショップ的な意味ね。

ナビ通り進むとどんどん何も無い大地へと導かれていきました。普通に砂利道で不安になってきます。



突如、ポツンと現れた建物がそのお店です。






こちらはどうやらホームレスの為のシェルターにもなっているようです。生活支援、社会保障がしっかりとしているオランダでは、あまりホームレスは見かけませんが、こういう場所でもリサイクル品を売って支援をしているのですね。


たくさん買えば支援に繋がる。

買う気がドンドン上がってきます。




中に入ると、中庭があり、そこで叔父様がギターを弾いておりました。お客さんなのか関係者なのか、いるのはほぼ60歳超えをしてそうなお年寄りのみなさん。お年寄りの溜まり場ですね。




ハンバーガーやビールやコーヒーが中庭で味わえます。


もうね。ここはね。


楽園なんです。

美味しいコーヒーとハンバーガーとアンティークとゆったりした景色。

これ以上の至福はこの世の中にあるのでしょうか?


いきなりアジア人登場で結構ジロジロ見られましたが、こちとら漁る気満々なので全く気にしません。


店内は隅から隅までギッシリと品々が並び、アドレナリン出まくりです。







誰も競争相手がいるわけじゃないのに、ついつい先を急いで、欲張り根性丸出し。手で漁りながら、目線はもう他の棚へ。

お陰で、こうして後で写真を見て、買い逃したのとかありますね。特に緑のグラス!こんなのあったのか。アドレナリン出過ぎると、色々マヒしてお買い物水準が上がってしまいます。後、大きい物は持って帰るのが大変。

それでも掘り出し物は数点。掘り出す事自体が既に好きなので、掘り出し物が出て来た時の喜びといったら、、、、今でも顔がニヤケます。

禁断症状が出てくる前に、、、早く行かねば!


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